とある医大生の一日 32日目
今日は2019年12月24日火曜日。
クリスマスイブだ。
とは言っても特別なことはなかったが…
火曜日は1限目に英会話の講義があるんだが、イブということでとてもぬるい授業だった。
クリスマスに関連したビデオを30分程度見て、あとは英語で適当に会話してたら終わった。
2限が無くて3限からだから昼飯をその間に食べて。
明日帰省だからと思って冷蔵庫の中のものを消費したんだが…
今日1日で卵6個食べてしまった…さすがに食べ過ぎだな。
明日は講義が終わったら帰省でほぼ移動で一日が終わってしまうから、今日はケーキでも食べるか、と思ったけど今月お金使いすぎてるし、ここ3日くらい食べすぎだったからやめておいた。
夕方から車の定期点検もあったからちょっと帰宅が遅くなった。
定期点検に思いのほか時間がかかった。
2時間くらいか。
あまりにも暇だったからその間に映画を途中まで見た。
「人魚の眠る家」だ。
これも東野圭吾原作のものだが、小説の方は読んだことがなかった。
展開としては、母と娘、息子がいて、父が別居ということ以外は平凡な家庭を築いている家族が、娘の事故によって思わぬ方向へと進んで行ってしまうという物語である。
かなり考えさせられるものだった。
娘は水難事故で後遺症が残り、いわゆる脳死状態になるのだが、母(篠原涼子)は現実を受け止めきれない。
父(西島秀俊)は一縷の望みにかけて、とある研究を妻に紹介する。
このあたりから、狂い始める。
(篠原さんの狂気じみているが、親としてはそうなるかもしれないという、ぎりぎりの演技が妙にリアルで、流石という感じだ)
脳死状態でも生きてることには変わりない。
しかし周りから見れば死んだも同然、まして子供から見れば動かないのに生きていると言われてもピンとこないのは当たり前だ。
このような現実社会においても十分考えられる環境で物語が進んでいくこともあって、東野作品は感情移入がしやすいのかもしれない。
ちなみに、最後に娘が母に別れを告げるシーン(母の夢?)があるのだが、泣いてしまった…
こらえきれなかったね。
見ればわかると思う。
あ、流石に車の点検してるところで泣いたわけじゃない!
家に帰ってきてから、ご飯を食べて続きを見たんだ。
そしてラストシーンで泣いてしまったってわけ。
映画で泣いたのなんていつぶりかな…
数年前に映画館で見た「永遠の0」ぶりかも。
是非、レンタルする、アマゾンプライムなどで見てみてほしい。